海つばめ32頁
【10】同じようでも違いはあるのか
コソボでは独立を主張する側がアメリカや西欧から支援され、セルビアは「民族虐殺者」というレッテルを貼られた。グルジアでは独立を主張する側が認められず、グルジアの国土保全を支持される。なぜなんだ?。
独立を主張する人々へ攻撃を加えたセルビアはNATO軍、実質的には米軍の攻撃を受けたが彼等は批判されなかった。独立を主張する人々へ攻撃を加えたグルジア軍を排除しようとしたロシアは批判を受ける。なぜなんだ?。
ロシアの思惑はかつての旧領土を回復させたいとか、アメリカが好き勝手に振る舞っている事態に一矢報いたいとか、国連PKO軍と同じような役目を持ったロシア軍が攻撃された事への反撃とか、それはそれで色々あるだろうが、セルビアとグルジアの違いは何か。同じように独立を求める自国内の他民族への対応という事では両者は同じような政策をとっているとしか思えないのに、反応の違いを見せるNATOとアメリカは何をしたいのか?。頭の悪い私には判らない。
【9】やれるならやってみろ!
東京都議選に向けて何らかの秘策を講じようという公明党の政治日程に合わせて開かれる臨時国会、一宗教政党のいいなりになって言いのかという「真っ当な意見」は、真っ当ではない自民党国会議員からは出てこない。そこで期待されるのが「公明党と支持母体の創価学会の関係や矢野氏が評論活動を中止させられたとして学会を提訴した事情などを追及する」=08.8.19 サンケイ=方針の民主党の行動だ。またまた中途半端で終わらなければいいがと期待したい。
そんな事より、重要なのは戦争に協力しようという法律を改正するのだと主張しているのは自民党元幹事長中川秀直で、19日に開かれた研修会で「(海上自衛隊によるインド洋での補給活動を1年間延長する新テロ対策特別措置法改正案は)秋の臨時国会の最大の焦点だ。民主党が法案成立に抵抗するのなら、日本が国際貢献をする国家でいくか、テロに屈服する国家でいくかを福田康夫首相の手で堂々と民意に問わなければいけない」=同=と言ったらしい。
ここで言う民意に問うというのは「衆議院解散 総選挙」を指すようで、単に国民意識アンケートを採るわけではない。よ〜し、やれるものならやってみろ、賢明な有権者が人殺しに協力する法律改正を支持すると思うのなら解散して民意を問え!、良識ある人々は自民党・公明党の戦争政策に一票を投じるはずがない・・はずだ・・と思う。
【8】アヘン戦争
昨夜は見るテレビ番組も無くNHKを霊能力で見ていたところ、関東軍がアヘンに関わっていたことを検証する内容だった。そういえば8月16日15時3分のアサヒコムに「アヘン王、巨利の足跡 新資料、旧日本の販売原案も」の見出しで「アヘン王」と呼ばれた里見甫(はじめ)の事が書かれていた。グッドタイミングと呼ぶにふさわしいこのタイミングの良さは?。
我が皇軍そして神軍である大日本帝国軍がアヘンなんて扱うわけがない、これはNHKの捏造だと反論できないほど旧関東軍特務機関関係者の証言も出てたしやはり事実か。イギリス王室も米国もという事はフランスもオランダもドイツも中国もロシアも、世界各国が麻薬に手を染めていたのか。
それはそれとして、気になったのが「宏済善堂」というアヘン取り扱いの企業を設置する計画段階の内容を米国機関が知っていた事だ。明らかに当事者でなければ知らない設立準備内容からして、スパイが関東軍や現地の政府関係者、もしくは重要民間人にいたと思われる。ひょっとして「アヘン売買による資金確保」を教えていたのは米国政府か!。そうやって組織に食い込んでいれば情報は取り放題だ。
【7】どうでもいい話
「竹中平蔵大臣、なぜか過去に本籍移動の形跡あり」
多分、今週発売された実話ナックルズ掲載の「噂の三信半疑」にあった噂話。この話題は何年か前に国会でも取り上げられたり、竹中の「節税意識」の高さが賞賛された件で、その年の1月1日に日本に住んでいると住民税が掛かるのでその時期は米国に住所を移すといういわれ無き中傷を浴びたアレが、本籍移動という話に変わってしまったと見られる。
本籍を移動させて出身地を隠すというやり方を本当にしているのだろうか。しかし、彼の過去についてはネットでも詳細に書かれているし、自身もどこかで喋っているという記事を読んだ記憶が。とにかく、何かが判るかなと竹中サイトへ。な、な、な、な、な、もういいかな、ホームページにはこんな文章が。
《竹中平蔵です。
福田総理が内閣改造を行ないました。上潮派が一掃され、反改革的な色彩が相当に強い内閣です。
郵政造反議員が党三役や閣僚になるというのも、驚きです。日本経済は確実に悪くなるでしょう。
これを軌道修正する民間の「声」が益々重要になります。 2008年8月3日 竹中 平蔵》
福田総理殿、竹中が総理を批判しています。と言うか、これだけ日本を悪化させた犯人グループが反省も無しに堂々とこんな事を言える世の中はいいな〜。そして、さすが米国仕込みの大衆操作術を知っている彼、「改革」という単純な言葉に騙される有権者がまだ存在する事をお見通しのようだ。
ところで、今週、つまり08/8月だというのにこの「噂の三信半疑」のコーナーは「7年の時を超えて蘇る」として、01年10月に掲載された同コーナーをそのまま再掲しているようだ。新しいネタが集まらなかったか、もしかすると、触れてはいけないタブーに触れた投稿があったため「復刻」と称して急遽差し替えたのか。
【6】虚像大国
口パク、CG合成、さらに続く捏造が明らかになった。何でも中華人民共和国を構成する50いくつかの民族の代表が行進したと言われるパレードに民族衣装で参加していたのが実はほとんどが漢民族だったとか。参加要請したのに断られたのか、それとも会場で民族弾圧への抗議活動が起きるのを恐れたのか、ひょっとすると虐殺で絶滅させてしまったのだろうか。
さまざまな問題とお笑いネタを提供してくれたオリンピックだが、その元凶は素人が口を挟んだかららしい。
《最初は2007年春で、プランを示された「中南海(党・政府所在地)の人」、つまり指導者が意見を出してきた。次は、開会式まで1か月を切った7月16日だった。「(指導者が)リハーサルを見に来た。かなりの意見が出され、そこを変更しなければならなかった」という。
指導者の名前、注文の内容には触れていない。香港紙などは、開会式で少女に「口パク」をやらせるよう指示したのは、党の最高指導層である政治局員だったとの情報も伝えている》=08年8月17日読売新聞=。
ロシア革命では政治局員という「革命のプロ」が無知蒙昧な他の政治組織構成員や無党派の活動家、そして一般大衆を指導して混乱させたが、北京オリンピックでも革命の前衛党が指導する事で混乱が起きたようだ。
それにしても反日感情豊かな中国人観客が日本選手のメダル獲得や健闘などに非難の声を上げなかったのはマナーをよくしろと言う指示のお陰なのか、それとも、観客の多くが中央・地方官僚の幹部やその子弟、つまり。命令一下統制の取れる規律ある共産党員だったのだろうか。
【5】安心実現内閣
大型連休中は家でのんびりとH映画を鑑賞しながら、ニュースで流される高速道路の渋滞情報を見るのが楽しみだっのに、今年の夏は福田政権がガソリン価格を上げてくれたおかげで遊びに出掛ける車両が少ないらしい。私の楽しみは奪われたが福田も少しはいい事をしたようだ。
公明党から麻生太郎を幹事長にするよう強引に申し込まれたといわれる福田が「安心実現内閣」と命名した改造内閣から早くも舌禍を起こした閣僚が出たようだ。
《太田誠一農水相は10日のNHK番組で、中国製冷凍ギョーザ中毒事件などを踏まえた食の安全への取り組みについて、「日本国内では心配しなくていいと思っているが、消費者がやかましいから、さらに徹底していく」と述べた。食の安全は既に確保されているが、消費者の過剰要求を背景に政策を進めると受け取れる発言だ。また、同相は番組出演後、15日の靖国神社参拝に関し「多分、行くことになる」と記者団に語った》太字by海つばめ=08/08/10時事=。
文字通り受け止めれば「やかましい消費者」がいなければ放置される可能性があるのだ。これでは福田が「安心実現内閣」と名付けた意味が無いというより、福田の顔に泥を塗りたくる暴言だ。そうは言っても、当の福田自身が新内閣について感想を求められた時に「期待しています」なんてピント外れな答をしているから、その閣僚の質もしれたものだが。あんたは当事者意識が全く欠如しているという事を気付かないようだね。
【4】背後の影
世界は動いているのを如実に示したのがロシアによるグルジア侵攻だ、と言うのが米国や旧西欧側の言い分だが、その前にグルジアへ「武器」支援を行っていたのは米国という事らしい。ニュースで映し出されたグルジア軍の武器やヘルメットは米国製だと評論家が解説してくれた。それよりも、グルジア軍を密かに訓練していたのは米国だけでなくイスラエルというネット情報もある。
イスラエル寄りのサルコジがロシア軍の進攻後すかさず動いたのは本格的な戦闘に発展する前にグルジアを守るためか?。ブッシュはグルジアへの人道支援作戦を米軍に命じたと言うが、それはロシアとの全面戦争も辞さないという決意なのか。
グルジアのパイプラインはアゼルバイジャンからの石油を旧西欧へ運ぶと共に、今後建設される海底パイプラインを使ってイスラエルへ運ばれるという。これについては地図だけを見ればトルコ領内を通した方が効率的だと思うが。
右側の赤がアゼルバイジャン、その左がグルジア、そして下方がイスラエル。こうして見るとイスラエルの周辺、特に西側で戦争が起きていたり騒乱状態になっているのがよく判るようだ。イスラエルの右上がイラク、アゼルバイジャンの下はイラン。まさに米国が聖戦の突撃部隊として活躍し、あるいは活躍しようとしている地域だと思うのは私の妄想か。
【3】新記録続出の水泳
無敵のレーザーレーサーを着用して新記録続出・・・・となるはずだったオリンピックの水泳大会。あの期待感は何だったんだ、期待していなかった私にはどうでもいいけど。言われるほどの効果が無かったスピード社の水着、泳ぎが全然違うとコメントしていた選手達の感覚は正常だったのか。
それにしても日本の企業はお人好しだ。スポンサーの水着は着たくないと「ワガママ」を言う選手に、それでは今まで援助してきた金を返せとも言わず外国企業の水着着用を認めてやるとは。「日本勝利のため」にと言う大義名分には逆らえなかったようだ。
【2】報道局廃止
まともな報道が出来ないテレビ局はついにバラエティ中心の体制をとっているようだが、それさえも真面目に取り組んでいるとは言えないようだ。
今年1月23日、日本テレビ報道番組「NEWSリアルタイム」内で放送された「大食い女王対決」の食べ放題対決コーナーで、タレントらが食べた量39皿を48皿に水増しして伝えていたことが今月11日に分かった。また例の如く「下請けの制作会社」の責任とされてしまったが。報道番組の中で「大食い対決」を企画した下請けよりも、それにOKを出した日本テレビの方に問題があるのは明らかだ。
そして、昨12日にはフジテレビがやった。この局は女子アナウンサーのタレント化を率先して実行してきたから驚く事でもないが、この日は男女アナウンサーを大挙出演させてのクイズ合戦だ。さすがに気が引けたのだろう他のクイズ番組とは違うところを見せようと、退職したアナウンサー達を引っ張り出して彼等が不得意とする分野からの出題、つまりアナウンサーとしての資質を再点検するという衣をかぶせてはいるが、実質はクイズ番組。
報道に限らずアナウンサーはその会社の社員だから、他の部局の社員と同じなのに給与・待遇、そして目立ち度に格段の差があるようだ。裏方である社員はテレビカメラに写る事はないのが本来だが、アナウンサー達はその例外で、それが彼等を勘違いさせ、テレビ局も彼等をタレント扱いする。
どうせなら報道局なんか廃止して、タレントをアナウンサーとして使えばいいのだ。売れないタレントならテレビ局の経費も大幅に節約できるぞ。
【1】疑心暗鬼
オリンピック会場へ向かう「見えない巨人の足跡」をイメージした打ち上げ花火がテレビに流れたらしい。開会式会場での偉大なプロパガンダに突っ込みを入れようと必死に見ていた私だが、花火の風景は会場上空に上がる連発花火をニュースで見ただけだった。
ところがその巨人の足跡が中国の技術力を世界に誇示するための最新CGだったと判った。と言っても打ち上げ花火そのものがCG合成ではなく、テレビに流れた画面が合成だった。そんな面倒な事をしないで打ち上げ風景をそのまま空中から撮影して流せばいいのに、わざわざCGで造った場面を流したのかといえばオリンピック開催中の「航空管制」のため。航空機によるカミカゼ攻撃を恐れた当局が飛行機による撮影を許可しなかったそうだ。
自国が開催するオリンピックを撮影しようというヘリコプターさえも飛ばせないほどの危険な政情にある中華帝国と言うより、いつ人民の怒りが自分達に向けられるのかと疑心暗鬼に陥っている中華独裁帝国、日本のように未成熟な「民主主義国」でも国家的行事の取材は自由だというのに、ンッ、サミット開催中に会場上空からの撮影風景はテレビで流れたか?。
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